わが家にはコンサバトリとパティオがあります。
どちらも土間の空間で外履きでもはだしでもいい、あいまいな部屋。
コンサバトリは庭につながる空間で大きな天窓があるので
北東向きにもかかわらずとっても明るくなっています。
本来はヨーロッパで植民地から持ってきた珍しい植物を
越冬させるためにつくった南向きの部屋ですが
日本で南向きにすると暑さが厳しいので
ナチュラルリビングでは東につけることが多いです。
わが家では床下暖房のおかげでカラカラになっていますので
洗濯物干しとしても使う時期があります。
アルミとガラスの後付けのサンルームをつけるお宅も多いわけですが
最初からデザイン性のあるものをつけるのはいかがでしょう。
パティオはインナーパティオとアウターパティオに分かれています。
インナーパティオはセカンドリビングとして主にお酒を飲む部屋、のはずでしたが
洗濯物に占領されてしまいました。
外とつながっていますので洗濯物は出し入れラクラク。
アウターパティオは壁があるので洗濯物を通りに見せることもなく
景観への配慮もOKです。
そしてこんな使い方も。
このアウターパティオは床下暖房で無雪化できるのですが
タイルが未施工なので撮影用に雪を残しました。
おかげで子どものいい遊び場に。
今はまた融雪させて洗濯物や布団を干しています。
贅沢なスペースのようですが
例えば将来の同居まで使用予定のない部屋などをパティオにしておくのも
一つのアイデアです。
家づくりは費用削減との闘いで悩むわけですが、あきらめなくて良かったというのが
このような余分空間なのです。
費用はミニコンサバトリで80万円前後、フルサイズで150万円から
予備室のパティオへの変更で外の壁の30万円からとなります。
是非ご検討ください。