憧れの地、○○(地名)。
まあ、ここでは分かりやすいように良く聞きがちなプロヴァンスにします。
なんとかプロヴァンス風住宅をできますよという会社を探し出して・・・
でも、建ててみると何となく違う。
ドキッとした方いませんか?
まず、施主のあなたも施工会社も見たことも行ったこともない所の住宅を建てられるでしょうか?
まあ、無理です。
その中でも一番重要な要素を無視しているお客様や会社が多いのでヒントを。
「光にあふれた明るいプロヴァンス風住宅にしたい」
よくあるご要望ですが、これが一番の落とし穴。
窓の大きさを間違えたり光を入れすぎたりすると
どこのデザインも日本風住宅になります。
特にプロヴァンス風などは渋みのないかわいいだけの家になります。
ましてや南面から採光しようとすると影のできない、平坦な家になりがちです。
日本の家も明治以前は南面信仰はなく、道路に対するしつらえで構成されていました。
これは日本もイギリスもアメリカも同じ。
この辺も少し検討されると、日本建築も含め何となく見たことある自然な家になりますよ。
いいですか、プロヴァンスもアメリカのカントリーにも
腕に入れ墨を入れたおっちゃんたちもそういう家に住んでるんです。
しっかりと文化に根差したものを考えるためには
今の「かわいい」だけで若いあなたが似合う家をつくってはいけないのです。
○○風であっても飽きがこない家には、必ず渋みある大人の迫力があるのです。
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