お盆が明ければ少しは涼しく・・・ならん!
いや、むしろお盆前よりも暑いです。
湿度が下がった分過ごしやすくはなりましたけど。
そんな夏にはやっぱりエアコンが効きやすい高断熱住宅で。
まあ、広告としては妥当です。
では、無暖房住宅は広告で聞きますが、無冷房住宅は?
これはちょっと難しいからなかなか謳う会社がない。
でも、実はちゃんとした高断熱なら意外に冷房をつけずに暮らせます。
その秘訣は朝の空気。
わが家では5時ころに一階の窓を全開にして気持ちいい空気を取り込みます。
7時にはもう熱風に変わりますので窓を閉めてカーテンを閉めます。
パティオにはすだれも装備。
これに排気筒があれば完璧ですが、その代わりに昼間も二階の窓は全開。
徹底して熱を入れないことでお昼過ぎまで無冷房でOK。
先日、高断熱住宅の研修会でも同じことが言われ、
「暗さは涼しさ」というテーマで学んできました。
興味深かったのはガス入りガラスや遮熱窓やらの技術製品よりも、
すだれやカーテンが非常に断熱効果があること。
窓回りの工夫でお金をかけずに涼しい家ができそうです。
(暖かい家のためには技術製品が必要です)
徹底して熱を入れないのと同様、熱を発生させない工夫も大事です。
わが家では断熱性が高すぎるのでお昼ごはんの白熱灯で一気に暑くなります。
この時ばかりはクーラー登場、でもLEDは好きではないのです。
また、夏場は食洗機の熱や炊飯器など高性能住宅ならではの悩みがいっぱい。
ついでに言うとオリンピックに夢中になっていたご家庭が暑くなったとしたらTVの熱のせい。
そのぐらい高断熱住宅の夏はデリケートなものだと知っておきましょう。
だから、若い人たちが欲しがるような、いわゆる光にあふれた家ほど夏場の工夫が必要。
高断熱住宅は、光とそして影の美しさを知る、
且つ早起きができる大人の方向けの家なのかもしれませんね。
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