例えば1.5リッター車のドライビングインプレッション記事があるとしましょう。
「滑らかでかつ力強い加速は必要にして十分なレスポンスを・・・」
はい、カット。
必要にして十分は決して「スゲーッ」と満足いくレベルではありません。
多分同型車の1.8リッターにすればよかったかなという後悔も聞こえるかもしれません。
が、書き方によって、さも素晴らしく書くのがライターの腕の見せ所。
家づくりの宣伝もそう。
「この省エネ性能が」とか「耐震性の秘密は」とか、まあ好きなこと書いてますね。
同業者から見ればなるほどそう書けばいいのね、と勉強になります。
車の場合ってまさか1.5リッターの車に過剰な期待はしないでしょうけど
なぜか家の場合は騙されちゃう。
前にも書きましたが「!」が多い広告は要注意です。
これ、私の趣味である鉄道模型で学んだことで、T社、K社は普通の広告なのに
A社の広告だけ「○○系××色!」みたいに書いてて、普通の商品とはわかっていながら癖になる。
騙されませんけど。
他には耐震性や健康性など不安につけ込む広告も要注意。
地震で倒れない、シックハウスにならないなどは当たり前なのに
それが特別であるかのように謳うのが許されるとは、
あるいはそれだけ悪徳業者が多くて当たり前じゃないのかもしれません。
健康になるとか頭がよくなるまで行くと薬事法その他に違反のはずだけど・・・。
昔、ある講演で聞いたあまりいい例ではありませんが
子供が川でおぼれたとすると、マスコミは
「安全管理の責任はどこにあるのでしょう?」とやり、
ではと言って柵をすると
「こうして自然とのふれあいが減らされていくのです」とやる。
言葉ってすごい。
家の広告に関しては何度も同じ注意点書いてるけど、それでも騙されてる人多いなあと思うので
定期的に書かなきゃなと思うこのごろです。
「!」広告に注意しようと思う人はここを↓ぽちっとな
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