まずはこの写真を見ていただきましょう。(ネットから拾ったので画質が・・・)
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いわゆる輸入住宅によくあるデザインの、あるいはかわいいドアと呼ばれるタイプのドアですね。
こちら、アメリカでは66と呼ばれる定番デザインで、各社が出していますし、
写真はフランスのメーカー、あるいは同じアジアでもアジア中国のメーカーですら
もともとの伝統あるデザインに敬意を払ったバランスの良いドアを作っています。
それが日本にくると・・・
メジャーな国内建材メーカー3社ぐらいから出ていますが、実際の写真は失礼と思い、
どこも同じ傾向があるので描いてみました。
輸入ドアを扱ってきた私の眼にはこんなイメージに映っていますという図、
個人の感想ですがものすごく気持ち悪い。。。
框の太さやノブの位置があるべきところにないのがもう生理的に受け付けません!
もちろんご家族が元のデザインを知らなければいいんです。
でも、映画や写真で海外の生活を目にすることが多い現在、
もし輸入風を標榜して建てた家で一度不自然と思うとわが家に違和感を覚え始めてしまいます。
しかもデザインが真似できていないというのに輸入の本物より高価なものが多いのです。
これね、住宅屋が建材メーカーの縛りにあっていることも影響しています。
「この会社のものからお選びください」という新築あるあるですね。
で、「ナチュラルリビングさんみたいな輸入風ドアもありますよ」って、すっごく違うからそれ!
これを私が直すなら、、、
ほら、右に変えたら落ち着いた。
国産建材メーカーにお勤めの皆さんはきっと有名大学をご卒業のことでしょう。
そこまでの知性がありながらなんで伝統のデザインに敬意を払えないのですか?
デザイナー「このデザインでいかがですか?」上司「お、かわいいじゃん!」
みたいに決めているのですか?
舐められたもんです。
施主の皆さんはもっと怒っていいと思います。
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