先日見附市のお客様のお打ち合わせのついで、家族で長岡市のリバーサイド千秋へ。
息子と仮面ライダーの映画を見て(おもしろい!)食事をして、買い物をして、と楽しんできました。
最近各地にできるモールですが建物の構造的に非常に考えられていて、
楽しく買い周りができるように考えられています。
残念ながらわが上越市には最新型のモールは無いのがとても歯がゆいです。
というのも、ウイングショッピングセンターを開発した代表の一人が私の父で、
それが上越のバイパス周りの開発の引き金になってしまったのです。
当時の私は高校生、実はウイングの開発予定模型を見せられた時に失望感を覚えました。
なぜならば、開発の触れ込みは「アメリカにあるようなパワーセンター」ということでしたが
当時すでにアメリカに何度か渡っていた私の目には、
模型を見ても「こりゃないわ」としか映らなかったのです。
一言で言うと、ぜんぜん楽しそうじゃない・・・。
結果は、室内型の大型ショッピングセンターに集客されて、勝負ありです。
その勝ったショッピングセンターとて、上越市にはまだ早すぎました。
あの時、ウイングを開発しなければ、
近年になって長岡や新潟のモールのようなものができていたかもしれません。
話を戻すと、アメリカでは20年前にショッピングセンター同士の戦争が起こっていました。
負けたモールは見事にシャッター通りになりました。
そして、その勝者に共通するもの、
それは安売りではなく、街としての徹底したアメニティだったのです。
それがウイングの開発者には分からなかったのです。
現代のモールでは、入っている店舗は金太郎飴であっても
しっかりとした街としての魅力を備えるものになってきました。
日本も、アメリカも、そして中国のモールでさえも同時進行しています。
(先日閉店した大和上越店を私は北京のデパートみたいと揶揄していましたが・・・)
売っているものが同じでも、そこにワクワク(と駐車場)があるかないか、
言い換えれば空間デザインの力が大きく影響してくるのです。
でなければ、インターネットで安く手に入る時代というのが、現実なのですから。(続く)
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