昨日に続きエネルギー消費の小ネタ。
こまめにTVのコンセントを抜くと省エネになるどころか増エネになるそうです。
メーカーによるのでしょうけどコンセントを抜くことによる電子番組表の再構築にかかる電力が
待機電力を超えてしまい、しかもその待機電力、
現在の機器ではもうほとんどゼロと言っていいレベルだとか。
(ちなみに私もパソコンのモニターのスイッチを切らない人間です。
6年も使っているので一度切ると入りにくくなってしまうので切れないのです。)
照明もそう。
LEDや電球型蛍光灯が白熱灯に変わろうとしていますがそれぞれに特性があり、
こまめな消灯がいいかというと、蛍光灯の場合は逆に増エネと寿命短縮の原因になるとのこと。
いやはや、省エネは難しい。
で、住宅の暖房ですが、日中家にいないからとスイッチを切ることがいいのか悪いのか。
これは留守にする時間にもよりますので答えは出せませんが、
冷えた部屋を暖めなおすエネルギーを考えると切るのが一概にいいとも言えず、
だったらいっそのこと夜間蓄熱式の機器を使うのがよさそうです。
(ただ、耳のいい人には電流音がうるさい)
エアコンだけの場合を試してみましたが、わが家ではエアコンを切って半日留守にしても
帰ってきて切り忘れたかと思うほどです。
やはり建物の基本性能を上げておくことでかなりの省エネになるので
イニシャルコストとしての建築費では性能にウエイトをかけるのがいいでしょう。