ドラマ「エイリアス」は結構はまって見てました。
主人公の住んでいたアパートまで見に行った次第です。
<シドニーブリストーが住んでいたアパート>
スパイの彼女が世界をまたにかけて活躍するのですが、日本のシーンが秀逸。
内容は見てのお楽しみですが、救急車がアメリカのものだったことくらいは
ネタばれにならないかな。
海外の人の日本観ってゲイシャガールやニンジャなのでしょうか
いろいろなドラマでこそばゆくなるシーンがありますよね。
でも、それを笑っていられないのが日本の家づくり。
全体で見れば、床の高さもありますから全く海外と同じようには建てられませんが
それでも雰囲気重視をしたくても何か違うことがあります。
一例が上げ下げ窓。
わが家の浴室(窓A)とコンサバトリ(窓B)どちらも上げ下げ窓です。
樹脂サッシか木製かの違いではありません。
額縁がついているかの差でもありません。
窓の大きさの差に問題があります。
窓Aは上の窓のほうが採光面積が大きくなっており、窓Bはガラスの大きさが上下で同じ。
窓Aではシンプルなデザインと機能性を手にした変わりに
その上げ下げ窓独特の柔らかい雰囲気が台無しになってしまうのです。
感想は個人的なものですが、しかしこれらのディティールがわからないと
洋書スタイルはつくれません。
海外の家=上げ下げ窓程度に考えていると、できてみたらなんか違う・・・
になってしまいます。
中途半端な海外「風」にするのであれば日本の家を建てたほうが飽きがこなくていい。
憧れがあるならば、細かいところまできちんと理解している会社を選びましょう。
窓はとても大事なパーツです。
家の性能を上げようと思えば、日本の窓の性能もここ数年でとてもよくなりました。
それでも私が国産窓の使用に二の足を踏んでいるのは
高性能な窓ほどデザインが固いからです。
いや、使える商品がラインナップにないということは、当社のデザインが主流ではないのでしょう。
でも、海外に行く人が増えただけではなく、
ドラマやメディアで海外の風景に触れることが多い今
違和感のある家は建てたくないのです。
そして日本独自の引き違い掃き出し窓もおかしなことになっています。
それはまたの機会に。
とにかく、窓メーカーの人、しっかりしてください。
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