インテリアショップシェモアを始める時、
セレクトショップに足を運び無理を言ってお取引をお願いしたところと
他に東京ギフトショーで探したところもあります。
ギフトショーの東京ビッグサイトに初めて行った時、こりゃデカイとたまげたものです。
今回はパリ北見本市場で開催のメゾン・エ・オブジェを巡ります。
シャトルバスに揺られること30分、見えてきましたパリのホール。
広い広いと聞かされていたので東京ビッグサイトと変わらぬ感じに一安心です。
ん?バスから同じ大きさに見えたバスターミナルのある5番会場・・・これが8番まである???
もう敗北宣言してもいい、広すぎます!
箱モノ行政には賛成できないところもありますが、東京ぐらいの都市なら無駄でも箱は必要かも。
さて、中に入ると、なるほど、一つのブースが大きいのです。
これでは出品社もそれだけ埋めるのに大変でしょう。
今回この馬鹿みたいに寒い時期にもかかわらず来たのは
世界のデザインのトレンドを確認したいということがあります。
どうでしょう?
はじめに見学をした5番会場は家具のコーナー。
色使いはさすがで、何でもかんでも木の色とか言って茶色にしちゃう日本とは大違い。
ナチュラルな木の家具ってもっと表情豊かなんだと気付かされます。
ただ、いかんせん大きいので日本に持っていくには非現実的です。
蚤の市にはちょうどいい大きさが出ているのに、時代が変わったのでしょうか。
インテリア小物は4番と6番、ここはもう宝の山です。
気をつけなければいけないのは、いわゆるかわいい系の大量生産品と
上品な逸品との見極めです。
かわいいだけのものならば日本のメーカーさんで卸してもらえます。
結局これだけの会場で興味を持てたブースは15あまり。
とりあえずは国際見本市ということで英語が通じるのでなんとか取引できそうです。
デザインのトレンドは全体的にイージーな方向へと進んでいるようで
エレガントなものは、高い。(そしてお金持ち向けでデカイ)
世界的な不景気の影響でしょうか、安価な大量消費品が勢力を伸ばしているようです。
この日、万歩計持ってたらすごいことになったでしょう。
平均時速2キロで9時間くらい歩いたので・・・18キロ!?
8つの会場を足早に周り、2日の予定を1日に短縮しました。
なぜなら、ここでナチュラルリビング向けの物を探すよりは街に出たほうがよさそうだからです。
昨日の建材屋さんみたいな古いものを大事にする所もあれば今日のような軽いトレンドもある。
何でもかんでもヨーロッパがいいというわけではありませんね。
もっとも建材に関しては、日本は手作り自然素材も含めて
ほぼ全社が大量消費デザインの傾向なので
選択肢がある分、はるかにヨーロッパが健全ということにしておきましょう。
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