夏至が過ぎました。
私は昔から「夏の懐かしさ」という言葉が好きで良く会話に出します。
皆さんは夏の懐かしさという言葉に何を思いますか。
カナカナゼミ、ホタル、入道雲、夕立ち、だんだん長くなる影。
イメージするものは人それぞれだと思いますがすべてノスタルジーを誘うものではないでしょうか。
夏ってどこかしら寂しさもあるのかなと、ずっと探してきたその答えは夏至にありました。
夏至、一年で一番日が長い日ですから、
この日を過ぎると一日の長さはもう冬に向かうことになります。
夏は生物活動のピークのような気がしますが、光のピークは夏至なのです。
私は家の中に光を入れすぎるのは勧めませんけれど、
ギョエテの「もっと光を」という言葉にあるように、時にはすべて照らす明るさがあってもいい。
このギョエテの言葉は世相への皮肉を含んでいるかもしれないという解釈から
今の政治やCO2詐欺なんかも明るみに暴く・・・まあ、いいや。
暮れていく日々は暑さに向かうと同時に冬へと向かっていくのです。
そこに人は寂しさを感じつつも人生を謳歌する機会をなんとか見出しているのでしょう。
というわけで金曜日は子供を連れてホタルに会いに行ってきました。
私は東頚城大島出身ですから菖蒲のホタルとは地域おこしが始まった20年来の付き合いです。
でも、最近お気に入りは頸城区玄僧のホタル。(菖蒲の皆さんごめんなさい)
何も地域おこしにしていないところがいいのです。
だから、今年は旗が残念でしたが、それでも大量のホタルの乱舞を楽しめました。
このホタルたち、水がきれいなところには住めません。
えっ?と思われたかもしれませんが、軽く富栄養化した水でないと食物連鎖が起きないのです。
もちろん都会の人が語る時は「水をきれいに」でいいですけど、田舎は今のままで十分。
ホタルを増やすためには野菜の切りくずなどを少しだけ流してあげたほうがいいそうです。
そしてその活動のピークは今の時期は夜の8時と12時。
交尾の相手を探すのに光る時間とインターバルで4時間ごとだそうです。
今回もドンピシャでほんの15分後には光が減り始めていました。
まだまだホタルの時期は続きます。
お出かけになる皆さんは8時を目安にしてください。
そして夏の懐かしさという言葉に共感していただけたら嬉しいです。
ナチュラルリビングの家には夏の懐かしさと同じように人生を見つめる情感を込めています。
住んだ人だけが見つけられる答えが、そこにはあるのです。
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