電気代が値上げされてこっちが音を上げ始めています。
床下にスラブヒーターを入れる場合の電気代は高気密高断熱の家で
設置面積10坪あたり月額1万円だそうで、わが家も一階が30坪ですから
例年これにコールドドラフト防止の補助暖房として
二階のエアコンを数時間つけて照明も含めて3万円前後と十分に優秀、
60坪の家が一日中どこに行っても暖かいのですから良しとしていました。
わが家は大きな天窓(断熱窓ですが・・・)のついた熱の逃げやすいコンサバトリの他、
ダイニングがテラコッタタイルですからスラブヒーターをつけないという選択肢はなく、
住みなれて使用量が下がっているのに深夜料金の1万円もの値上げが響いて苦しい・・・。
24時間運転のエアコン暖房もメーターをつけてためしてみたところ
高断熱化のおかげで消費電力が非常に少なくて済んでいるので
スラブヒーターより安くできそうですが
足もとジンワリの感じには輻射熱の暖房が必須、悩みます。
でも、原発が止まっているだけで本当に値上げの必要があるの?といろいろ調べてみると
どうもきな臭い話や誰かの懐にお金が消えていそうな仕組みがちらほら。
総括原価方式やら発送電分離やら為替やら商社やら再エネ買電やら・・・。
国際取引の状況に見ても日本の電気代は下げられるはずだけど
どうしても値上げで脅して原発再稼働したい人たちがいるのでしょう。
そもそも補償を考えなくても原発の電気は高いのに。
あのとき火力増設のかわりに確立していない再エネが行き詰まることを見越して押した政治家は
ある意味すごいわ。
さて、この総括原価方式ではありませんが
住宅の面白い価格設定をある社長から聞きました。
グレードごとに坪単価を決めておいて大きな家も小さな家も同じ坪単価で契約するというもの。
本来は大きな家になればなるほど設備などの比率が減り、坪単価は下がりますから
小さい家は利益が小さく、大きな家は利益率が上がるというやり方。
これはおもしろい考えで、簡単にいうとお金持ちからいっぱい取るということです。
苦労人のこの社長らしい発想だと目からうろこでした。
ナチュラルリビングはすべてのお客様にフェアであることがモットーで値引きも一切しないので、
どの考えが誰しもに納得できるのかは分かりませんが、
安い価格で出しておいて付帯工事を思いっきり定価で出す会社がある中で
とてもほほえましい話だと思いませんか。
特に電力各社の方、いや電気料金を決める基準をつくる経産省!と、ボンクラ二世政治家ども!
こういう工夫をしてる会社もあるってもんだ。
工業用電力が格安でうちの電気が高いのは許さん!
ナチュラルリビングは総括原価方式の見直しと発送電分離を公約に沿って求めます。
(あ、自民党のJファイルは公約じゃなかったんだっけか・・・)
ちなみにスラブヒーターの割引は今春契約を持って新潟県では終了するようです。
(中部電力の長野県では継続だそうですし、東北電力だって原発比率高く無いのに。)
わが家もこれのおかげで夏の電気代が異様に安く、年額を月にならすと1万5千円くらい。
今後はオール電化もどうなることやら。
でも、使用済み○○なんかを資産勘定しないといけない「大人の事情」があるのでしょうね。
多分原発再稼働しても元の価格には戻らないと思うよ。
まともな補償もせずに値上げする国に怒り新党、という人はここを↓ぽちっとな
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。