最近では自然素材の家というのも定着し、
ハウスメーカーや建材メーカーも力を入れてきました。
逆にことさら「木の家」を言わなくなったのは非常にいい傾向で、
心地よさやデザインとして木を使う「手段」が
木を使ってさえあればいいという「目的」になっていたので
何となく押しつけがましさを感じていたのです。
まあ、大手メーカーにしてみれば売れればいいので流行に乗っているだけでしょうけど。
そんな流れの中、ついにあの家電系の会社も木の建具を売りにし始めたか、
などと広告を見ていたところ、以前から木のキッチンを売りにしているメーカーが営業に来ました。
カタログを見ると、なんとかギリギリで使えるかと思うのですが、やっぱりデザインが固いなー。
窓メーカーのデザインもそうなのですが、「ぽってり感」が足りないんです。
しかも仕切り価格で見ても当社の製作キッチンよりも結構高いようです。
当社で使っている輸入水栓も選べるようですが、
そのレトロなデザインとキャビネットと天板の風合いが全然あっていません。
(しかも人造大理石なのに天然石より高いし・・・)
これならニトリのシンプルでキッチュなキャビネットのほうがナチュラルリビングには合うかな。
ナチュラルリビングの洋書スタイルのキッチンにそぐう物が見つからないため
当社のキッチンはオリジナル製作品。
内部はIKEA部品(耐久性の考えは前に触れました)で清潔に且つコスト削減しています。
いや、厳密にいうと海外製の前板は形状も色も本当に美しくて使いたいのですが、高ーい!
ですので自分で作るしかないのです。
でも、昨日来たこのメーカーの商品は決して悪い商品ではありません。
いや、むしろ既製品としてはピカ一といえます。
日本的な直線を大事にした家やシャープなデザインの家ならとても似合うでしょう。
今までの新建材のキャビネットよりは化学臭も少ないことでしょう。
だから、市場がこのように変化してきたのはとてもいいことだと思います。
キッチンが楽しいといい家になります。
その為にもキッチンと全体の組み合わせをよく考えましょう。
ナチュラルリビングではシャープな家をお求めの方に
この会社のキッチンをお勧めしようかと思います。
逆にかわいい家や大人っぽい家の方はまだまだ当社でつくらないと違和感が出そうです。
メーカーの方、もう少し頑張ってください!
ナチュラルリビングのキッチンが好きな人はここを↓ぽちっとな
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。