ネットの掲示板を見ていると建築のコスト削減にはカーテンで節約とのこと。
なんということでしょう?
せっかく家を建てるのにカーテンを節約してはもったいない。
ローコスト住宅も高級住宅も新建材で同じ色あいなので、カーテンをうまくしないと
場合によっては1000万円の家のほうが2000万円の家よりもよくみえるようになります。
これを逆にとらえれば家本体を10万円削減してその分カーテンにまわしてあげることで
本当にいい雰囲気の満足いく家になるということです。
家づくりにおける10万円でできることは思いのほか少なく、
カーテンに10万円プラスすることは効果絶大なのです。
消耗品であるコンロなどの設備機器の性能の微差を検討するよりも
いいカーテンを長持ち(というか意外に買い替えません)させるほうが賢明でしょう。
もちろんお金をかけさえすればいいわけではなく、コーディネート力が必要ですが
やはりいいものはそれなりに高価格です。
ですので家全部ということではなく、メリハリのある計画がいいでしょう。
ただ、当社をはじめとする自然素材系の家の会社に共通する悩みとして
珪藻土や漆喰の壁に合う布が手に入りにくいということがあります。
特に何のてらいもない、光沢感のないレースは難易度が高いのに不可欠なポイント。
<この生地も廃番になってしまいました>
当社がお世話になっているカーテン屋さんでも私が好んで使う物は廃番になりがち。
世界的潮流としてシャープなインテリアが流行していて仕方が無いこととはいえ
自然素材系やクラシック系に使えるラインナップがほしいものです。
カーテンばかりはネットで注文というわけにいかず、新潟市まで広げてもなかなか見つからず
どうしても県外まで打ち合わせに行かざるをえません。
仕方が無いので自社でカーテン部門でも開こうかと考えるこのごろ。
そこまでしなければいけないほど家の中の布って大事なのです。
さて、ナチュラルリビングの家はカーテンレールは別途です。
(取付下地は他社さん以上に広く入っています)
なんで?と聞かれますが、ローマンシェードやウッドブラインドが似合いそうな所にまで
レールつけるわけにいきませんからね。
布が大事というよりもウインドウトリートメントが大事ということなのです。
家づくりを考え始めた方はこのことを忘れないようにするともっと素敵な家ができますよ。
ウインドウトリートメントを見直したいという人はここを↓ぽちっとな
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