先日のお天気の日、散歩をしていると玄関を開けはなっているお宅から
新建材の化学臭が漂ってきました。
4m以上も離れていたのに、です。
しかもそのお宅、大手さんですから、ナチュラルリビングよりも高価なのに
耐えられない匂いの家だということになります。
合板をはじめとする新建材の匂いは家の価格帯とは別で
その会社の考え方なのだと思います。
私が自然素材にこだわる理由は、不快な匂いの家にしたくないというものがあります。
仮に大人が我慢できてもまだ言葉を話せない赤ちゃんがいたらどうしますか。
本能的に不快と感じても泣くだけしかないのです。
この話は、アレルギーには自然素材ですよ、とか
○○を使わないと大変なことになりますよ、
と脅して自社にひきつける、私が嫌うタイプの広告ではなくて
実際に自分がそこにいれない、という実害からこの業界を告発したい気持ちで書いてます。
私の周りには、建築後5年以上たっても新建材の匂いが取れず、
いまだに玄関より中に入りたくない家があります。
床材をはじめ巾木やドア類に使われる木質系材料がその匂いの元です。
粉体化したものを無理やり(?)プラスチックで固めているのですから
あれだけまとまれば匂うわけです。
何が何でも自然素材にとは言いませんが、
例えば使わない客間を削ってでも、例えばコンロや食洗機をグレードダウンしてでも
極力新建材を排除したほうがいいのではないでしょうか。
日本のシックハウス対策、あまりに無意味でとても心配です。ここを↓ぽちっとな
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