ナチュラルリビング標準の玄関ドアはファイバーグラスの高断熱ドア。
こちらをアメリカから直輸入することで高性能な玄関ドアを低価格で提供しています。
最近の各社では住宅のIT化の途上でリモートロックなどもありますが
当社では採用予定はありません。
これほどまでにメーカー問わず国産ドアを拒否し続けているのは理由があります。
まず、私は個人的にあのドアのバー型のノブが受け入れられないのです。
どうも携帯と同じように日本の建材はガラパゴスになっているようですが
古今東西どこを見てもドアはノブレバーなので
違和感があるデザインは避けたほうがいいと考えています。
また、室内ドアも含めて国産ドアのプロポーションがバランスに欠けているように感じるのは
各部材の縦横比の美しさよりも工業的生産性を優先しているせいかと思います。
海外ドラマの日本の表現が芸者ばかりでおかしいように
日本で作る「いわゆる海外風のドア」はとても滑稽で、そのくせ高価なのです。
ただ、この私たちのドア、大きな問題を抱えていて
高性能なのに日本の審査基準で認定を受けていないので
性能表示的にものすごく不利になるのです。
もちろんこのドアの性能を低く見積もっても
ナチュラルリビングの建物は認定低炭素住宅レベルですから実性能には寄与していますが、
それにしても建材メーカーを守るためとはいえ
ガラパゴスの住宅行政のせいでかえって日本の建材が進化していない気がします。
性能的にもデザイン的にも。
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