内覧会をした家のカーテンがほぼつきましたので
写真を掲載いたします。
家作りで結構と忘れがちで、また、安く見積もりがちなのがカーテン。
しかしながら、家は布で良くも悪くもなります。
妥協は絶対に許されないところではないでしょうか。
ナチュラルリビングのカーテンは一般のオーダー専門店にはない深みあるこだわりの生地です。
(まあ、そのためにリビングの生地が未だに南アフリカを発っていないのですが。)
ちなみに、ナチュラルリビングにはインテリアコーディネーターはいません。
しかし、コーディネートは資格でやる仕事ではないと
写真をご覧になって分かっていただけるのではないでしょうか。
<主寝室は港町の古いホテルのよう・手前の壁紙はモリスのサンフラワー>
<グレーを基調としたモダンなダイニングキッチンでも冷たくなりすぎないよう配慮>
<ピンクはとても難しい色・反射を考慮して使えるのはナチュラルリビングならでは>
<和室の壁紙はアメリカのデザイナーのものを組み合わせて当時の粋な空気に>
<モダンなダイニングとクラシカルなリビングは仕切り扉で緩く連結>
今回のこの家ではとてもいろいろなことを学びました。
クラシック好みのご主人とデザイナーズハウスに憧れる奥さまのご希望を
いかにしてひとつの家に収めるか。
フロアごとに分けてしまってはコンセプトのない家になってしまいますから
避けたかったのです。
そこで私が想定して提案したのがキッチンを現代風にリフォームした洋館。
親戚がベルギーに赴任していた時のアパートで見たスタイルを参考にしました。
終わってみればとても不思議なまとまりのある、本当に素敵な家になりました。
これもひとつの洋書スタイルと言えるかもしれません。
次回はカリフォルニア的な外観を持つ家の内覧会が5月です。
新潟市なので上越には広告が入りませんのでここで告知します。
こんなセンスのある家に住めるなんてオーナーさん羨ましいですね。イギリスにあるお宅のようです。
投稿情報: pedestorian | 2010年3 月 8日 (月) 23:12