2時間40分遅れでついたところはブリュッセルのシャルロワ空港。
メイン空港ではありません。
東京に行こうと切符を買ったら茨城空港だったようなもの。
バスに飛び乗って市内へ向かいます。
2時にアポイントメントがあるからなのです。
なんと今日は現代ベルギーの代表的デザイナーである
アグネスエメリーさんに会うのです。
これはお世話をいただいた方の特別な計らいで
当社でも使わせていただいておりますし、
私の家にもたくさん彼女のタイルが使ってあるということで実現しました。
彼女の事務所に行くと、そこには独特の存在感のエメリーさんが。
なんでしょう、この静けさと重さ、そしてどうしても感じてしまう畏怖。
色をつかさどる人ではありますが服飾デザイナーのようなパキパキしたイメージではなく
なにかほの暗い部屋に浮き出る色のよう。
まさに彼女の世界がオーラとなって漂います。
本当のこと言うと、自分の理解力不足を隠すために余計なことを言わないようにしてたので、
ほとんどお話ができませんでしたが、とてもいい経験だったのにとかなり後悔しています。
でも本当に畏怖の念というのは自然に出てくるものなのです。
そのあと彼女のショップを訪ね写真も撮らせていただきました。
ご本人の写真はありませんが、この色がすべてを物語っています。
(さすがに一緒に写真をなんて言ったら怒られそうで)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。