かなりの駆け足で3カ国巡りました。
仕事の交渉が多かったですから十分な時間といえばそうなのですが
もう少し観光できればなぁ。
やっとゆっくり滞在できたのがブリュッセル。
通過も含めれば3度目になりますが
今回はシャンブルドットに泊まって一般のお宅にお邪魔できたのでその写真を。
ブリュッセル市内の典型的なつくりの家です。
19世紀につくられた、平等に暮らせる都市計画というコンセプトで区画整理された街並みで
自分の権利ばかり主張するアジアのどこかの大都市とは大違い。
土地の立体的利用ができていますから、かなりの人口密度でも吸収できています。
(ベルギーの人口密度は日本に近い340人/k㎡、
ブリュッセルの都市圏の人口密度は日本の人口集中地区と同等の6500人/k㎡)
しかも裏庭をしっかりとつくってもこの数字です。
東京は別格ですが、地方中核都市ですら土地が高い原因は、
土地利用の制度的欠陥にあると思います。
どうせ採光もままならない1戸建てよりは集約化して高さ制限を緩和するべきでしょう。
(かといってマンションにしろということでもないのですが)
ところが当時の計画のまずいところは、街が迷路みたいになっていて
いとも簡単に迷うことができます。
しかもその街路の両側にびっしり車が止まっていて
ヨーロッパ名物のバンパー当てて縦列駐車もあたりまえ。
車が大事な人にはショッキングな景色でしょう。
ブリュッセルといえば小便小僧、は見に行かずに
蚤の市をぶらぶらしたり、カフェでビールを飲んだりとやっと時間に余裕が持てました。
意外にもこの国の空気感は日本人にあっているような気がします。
比較的治安がいいといわれていますから
ヨーロッパの初心者の方には結構いいかもしれません。
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フランス-スペイン-ベルギーとそれぞれに個性がありました。
その中から日本人に受け入れやすいものをチョイスして心に入れてきたつもりです。
これがまた、ナチュラルリビングのつくる空間に活かされて行くことでしょう。
ナチュラルリビングだからこそつくることができる、
日本人らしさにとらわれないことで日本人を再認識することができる家。
いいものを感じる心に国境はありません。
本当の豊かさを感じられることに基づけばよいのです。
視点、分析、洞察力、さすが社長です。
いい旅をして来なすった!!
とても気持ちの大きい人間性に惚れてるよ!
投稿情報: One of your friend | 2010年6 月17日 (木) 02:57