最近の家の居間は基本的にフローリング。
私の家は畳のお茶の間ですが、ソファ派が主流になっているようです。
そのソファの置き方と使い方ですが、失敗するとソファが無用の長物になります。
ところが、インテリアコーディネートの教科書通りだと
ソファは壁から離して置きましょうとあって、???
湿気を防止するために5センチほど離すのは分かりますが
「床までの壁が見えることで部屋に広がりが出ます・・・」ってどんだけ大きな部屋?
日本の住宅サイズだと後ろを壁につけないと入らないし
壁から離したら落ち着かなくなるはずなのに、「後頭部を壁にぶつけます」ですと?
ははーん、どうもわかりました。
確かに日本製のソファは背もたれが薄くて低いのでそうなります。
しかし、そもそもそのようなソファは、ゆったりと落ち着けず、
置き方にかかわらず、それこそすぐに邪魔になります。
もうそのソファをリビング用に選んだ段階でアウトなのです。
これではインテリアコーディネーターなどの資格は意味がないと思うのです。
見た目だけのインテリアじゃなくて使用感を考えてアドバイスするのがプロの仕事。
私ならソファはちゃんと歴史的に使われてきたデザインで
どっしりとしたものを「壁につけて」置きます。
ソファをはじめとする椅子の類は、値段で選ぶことは絶対にしてはいけませんし
見た目や機能がかっこいいからとネットで買ってはいけません、とアドバイスします。
お店で靴を脱いで座って・もたれて・横になって、それでも気に入ったら
持ち上げてみましょう。(お店の人の許可を忘れずに)
軽々動くソファはお金の無駄使い。
いい家具はどれも重いのです。
そして、ソファとベッドは買い物の一番最初に選ぶこと。
疲れた体にはどんなソファもフィットしてしまいますから。
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