どこの会社も「うちの建物は結露します」とは書きません。
シェモアも結露したことはないですし、今までのお客様も実際にそう言っています。
でも、敢えて報告します。
わが家の窓が結露しました。
当社の窓はアルミサッシとは違い、枠が結露しない構造ですが
ガラス面の下の角を濡らしてしまいました。
見にくいですが、右下のRになっているところが結露です。
放射冷却の朝、窓が寒さに負けてしまいました。
結露するということは、飽和に達する温度まで冷やされたということと
空気の動きが無いことも原因しています。
わが家は室温22℃、湿度45%で一日中一定なので
結露の出た窓の表面では約10℃になっていたことになります。
撮影のためにはずしましたが、この窓は室内側に金属枠の網戸がついていますので、
冷たい空気を抱き込んでしまったのでしょうか。
また、エアコンとは違い、床下暖房では空気が動きにくいのでその点は不利かもしれません。
が、換気しているすぐそばにある網戸のない窓も結露しました。
これがその写真。
いくら水気のあるトイレとはいえひどすぎます。
ここだけ輸入サッシの在庫がなかったので国産品なのですが、
国産窓の性能はまだまだなのでしょうか。
が、住宅メーカーはこの窓で結露しませんとうたっていますし
四つ星の高性能樹脂サッシで結構お高いものです。
さっぱり原因がわかりません。
結露はなかなか手ごわいですね。
高気密住宅の換気計画がうまくいくことはありえないのと同じで
結露に対しても完璧というのは難しいと実感しました。
ナチュラルリビング標準の窓は北米の寒さでもOKのかなりの高性能サッシですから
ついにわが家も北米を超えたということでしょうか。
もっと性能のいい窓を標準にするか悩ましいところですが
価格面とデザイン面で満足のものがないのでこれで行くしかないと考えています。
ナチュラルリビングでお考えの方にお知らせ、私たちの家は少し結露するかもしれません。
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