整いました、って謎かけになってませんが、
ナチュラルリビングの家はおきものが似合う家にしたいです。
これは二つの意味があって、置物が似合う家、とお着物が似合う家。
昨日、ハウスアンドガーデンの井坂さんと電話していて
私のダジャレのなかで、これをキーワードにしたらいいんじゃないと
感心していただけたのでうれしくなってブログに書きます。
置物が似合う家は、どのような家具や雑貨を置いてもそれを受け止められる家。
人間は年代によって好みとなる物が変化しますから、永く付き合う家には
主張しすぎない当たり前デザインが大事ということ。
ナチュラルリビングの家は洋家具でも和家具でも似合うようになっています。
それは家自体が主張しすぎないようにつくるからなのです。
難しいのは張り物の大量消費型家具とうまく合わないことですが、
今流行っているものは一過性の物だと思いますので、まあそこは無視します。
面白いもので若い世代ほど本物をしっかりと使おうという声が強いようですから
市場は変わりつつあるのでしょう。
そしてもう一つ、ナチュラルリビングを始めた当初からのコンセプト。
私はお着物が似合う家にしたいのです。
はじめてのモデルハウスのシェモアにはそのコンセプトは敢えて含ませませんでしたが
つくり続けて含ませることにより表明しても大丈夫だなと思ったのです。
NHKの連ドラのセットは、いつも少しほの暗く、落ち着きと懐かしさがあります。
昭和の情緒ある木造の家や、欧羅巴への憧れを垣間見せる洋館など
そこにはあたりまえの生活と晴れの舞台のお着物があると思うのです。
まだまだイメージ先行ですから、どこまでできるかどうかは分かりません。
ですが、「和の心を持った洋館」が
ナチュラルリビングの家に対する形容詞であってほしいと思います。
そういえば、一番初めのキャッチコピーは
「新しい日本、の洋館」でした。
(これはANAの「新しい日本、の空港」をもじったものです。)
ある意味、懐かしい。
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