ナチュラルリビングの家は二つに大別され
回遊動線の場合と拡散動線の場合があります。
一般に回遊動線が便利と言われますが、回遊性のまどりにも注意点があります。
それは、キッチンの位置です。玄関からキッチンへの動線が二本あると
これは非常に使いやすく、理想的といえます。
ただし、そのためには玄関とキッチンの位置関係が重要で
キッチンが奥にある家で回遊性にこだわりすぎると無駄な廊下ができてしまうので要注意です。
さらにキッチンからの回遊性を考える時の注意点としては
洗濯脱衣室への動線、これは私もよく採用しますが
各部屋に十分な面積があることが条件です。
そうでないと物の収容力が落ちてしまうのでここのこだわりも要注意。
特に動線が90度曲がる部屋はそのほとんどが使えなくなります。
実際にキッチンに立っていながら洗濯も同時進行となるケースがどの程度あるかを考え
動線の短縮と収容力のどちらをとるかを十分に考えましょう。
私もそうですがくるくる動線を見ると便利そうでわくわくしてしまいます。
でも、実際に置くものを考えてみると、
動線=通路ですから使える面積が少ないのに気がつきます。
これからの生活を考えてみて、現実に立ち返った想定が大切なのです。
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