どの話だったか忘れましたが
ジャイアンとのび太が我慢比べをするようなことになり
西日が当たる部屋を用意してやったぞ、というのがありました。
家づくりにおいて、一般的に西日は嫌われる傾向にありますが、
新潟の家は少し西に向けたほうがいいこともあります。
それは南中の時間。
東が気持ちいいからと東メインで採光を考えると11時半過ぎには暗くなります。
そう、新潟は標準時基準点よりも東ですから早く南中してしまうのです。
ちなみに東の根室と西の那覇では南中に1時間以上も差があるのです。
土地を選ぶときに南東の土地がいいなどと言われますが、
だからと言って南東向きにこだわり過ぎると意外にも暗くなるかもしれません。
明るさというものは個人差があり、私はあまり日光を入れ過ぎるのは落ち着かないので嫌ですが
光にあふれた家がいい方は方位面も考えてみてください。
また、その方位ですが、測量図は磁北で書かれていますので
真北を考えないといけません。
新潟では8~9度のずれがありますので、
東向きの土地かと思ったら北東だったということもありますし
家相を気にされる方が鬼門をよけて建てたら、モロ鬼門だったなんてことも起こります。
(しかも磁北は変化するのに家相鑑定に磁北を使う人が多いので・・・家相はいかがなもんかと)
グーグルマップはメルカトル図法ですから真北で書かれていますので参考にしてみてください。
ちなみに海外の家づくりでは日本みたいに南面信仰は無いようです。
だから道路面からの家の形がきれいになるんです。
私の家でも試しましたが、東西からの採光も居心地いいものですよ。
絶対的な明るさなら南、相対的な光の美しさなら東西です。
確かに写真を撮るときもサイドライトがきれいになりますからね。
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