「広がりの間取り」がナチュラルリビングの特徴、同じ坪数でも広く感じます。
ということをご説明してきた私たちでしたが、
はるまちで出展した他社さんホームページを見たら
「広がり間取り」という概念があるとはびっくりでした。
そこで調べてみると、「広がり間取り」は建築家吉田桂二先生が提唱していたとのこと。
あちゃー、真似したみたいになっちゃった。
でも、内容をみると全く違うので吉田先生怒らないでください。
うちのは「広がり“の”間取り」ですから。
内容を見るに「広がり間取り」と「広がりの間取り」の考え方は全く違います。
どちらも廊下空間を省くことでコンパクトな建物を広く見せたいというのは同じですが
空間を一つの空間としてつなげることで家族の絆を演出する広がり間取りに対し、
広がりの間取りでは空間を適度に仕切ることで居場所の多い家にすることと
空間の特殊なつなぎ方による見通し距離とレイヤー感を演出することに主眼を置いています。
私は間取りが家族関係にできることは少ないと考える人間で、さらに極度の個人主義なので
つくる家にもその感じが出るのです。
前の設計士の影響でシェモア時代は当社も開放感重視の広がり間取りが主流でしたが、
現在の当社の家は海外のデザインに近いので、その原点にみられる広がりの間取りが必須。
同じようなデザインで作ってもナチュラルリビングの家に
独特の包まれ感があると言われるのはこの点です。
どちらが正しいということはないと思いますし、それはお住まいになる家族が決めること。
当社もご要望にあわせて決めていますが、
最近は開放感よりも包まれ感を御所望になる方が増えてきています。
市場が広がり間取りであふれている今、
広がり“の”間取りがあってもいいんじゃないかと思います。
<広がり間取り シェモア>
<広がりの間取り レザン>
ここを↓ぽちっとな
にほんブログ村
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。