ねじれない家にするには制震システムなんかじゃ私の地震嫌いには全く足りず、
耐震壁が必要なんだけど、壁があると室内湿度を外に出すことが難しくて、
でもだったら実は透湿より調湿じゃね?というお話の3回目です。
まず、大前提として冬に家じゅう温かい家にしたい。
このためにはしっかりした断熱性が必要です。
問題はもう一つ、梅雨に霧島壁を使わずに調湿するか透湿させて湿度を下げたい。
要求性能にもよりますが、透湿させる工法にするとダブル断熱ができません。
耐震面材の存在もさることながら透湿抵抗の低い外断熱材が見つからないのです。
北海道では外断熱にもグラスウールでしたが、間にはやっぱり面材を入れていました。
湿度の低い北海道ならではでしょう。
一番いいのは室内側に耐震面材を張って、それより透湿抵抗の低い断熱材を充填、
さらにその外に透湿抵抗の低い外断熱材という組合せなのでいい断熱材が見つかるまで
透湿させる家というアイデアは保留です。
全国でそとん壁を使う会社は「呼吸する壁」とかを謳うところが多いので
呼吸させないでそとん壁を使うナチュラルリビングのぜいたくぷりったら・・・。
ダブル断熱のいらない地域ならば簡単なんだけどな。
どちらにせよ外気の湿度が高すぎて透湿は危険というアドバイスも聞いておきます。
ならば調湿。
そしたらありました!
外断熱材ではないですが調湿機能が高くて比熱が大きく、且つ熱抵抗値も大きいもの。
遮熱つき外断熱材とこの充填断熱材を組み合わせることで
気密・断熱・換気・調湿すべてできそうです。
もちろんねじれの無い家のままで。
来月実験開始です。
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