このブログを始めてから何回もアメリカに渡ったので今回は旅行記ではなくて雑記帳で。
都市計画や家のデザインと、そして道路の構造。
写真はLAでも一番広いところですが、ここに写っていないバイパスがあって計9車線です。
まあ、車線の多さはどうでもいいのですが、車線幅は日本の高速道路よりも狭いです。
これは例えば5車線で作ったところを6車線に線引きしなおして使っているようなこともあるので
アメリカの道は広い、というイメージとは異なります。
そして、その流れですが、一時期は日本の高速のほうが飛ばしてると思っていたのですが
景気が回復して新しい車が増えたせいでしょうか
左側の2~3車線を走る車はだいたい75マイル(120キロ)以上で80マイル越えもざら。
車線が狭い上に車幅の大きいアメ車だと結構スリルが楽しめます。
ついでに中央分離帯は追い越し車線のすぐそばなのもスピード感を感じさせてくれてグウです。
そして出入り口がほんの2~3キロごと位に続くので使いやすい。
高速道路の出入り口が多いと交通が混乱するという専門家もいますが、嘘だと証明できます。
その出入り口の前後で車線数は目まぐるしく変わります。
そんな中でもお年寄りも流れを乱すことなく走っているのです。
車線も塗装と埋め込みの反射板で仕切られているので雨の日の夜でも良く見え、
この点は日本も見習ってほしいところ。(除雪のあるNYはどうだったか記憶にありません)
そして一番日本がかなわない点はカーブのカント。
遠心力を打ち消すようにカーブの外側が上がっています。
え?日本もそうなっているって?
もちろん当社も高規格道路を建設しますから知っていますが、もうレベルがぜんぜん違うのです。
極端な例でいえば車のテストコースのバンクのよう。
このおかげでハンドルの操舵量が少なくて済みますし、車酔いも軽減できます。
日本もいい加減に100キロ出すのがやっとの時代の道路構造から脱してほしいものです。
そういった点で日本の高速道路は贅沢にできていますが、
あまり安全にはできていないというのが感想です。
まあ、第二東名道路ができても警察が140キロすら認めないどうしようもない国ですからね。
鉄道のシステムは日本にかなうところはないでしょう。
でも、道路交通に関しては全然先進国ではありません。
以前ETCが世界に先駆けて実用化、などと新聞が書いていましたが、あれも大嘘でした。
「日本規格の」ETCは初めてだったんでしょうが、
こんなことしてるから本来は得意分野のはずのスマホでもガラパゴスになってしまうのです。
役所も政治家も日本の劣っているところは素直に認めて改善してほしいですね。
さて、フリーウェイを走っていると空から追ってくる航空機があります。
おお、空から取り締まりか、と思っていたのですが、
自分で飛行機に乗るようになるとフリーウェイ沿いに飛ぶのが迷子になりにくくて結構いい目印。
フリーウェイにはこんな使い方もあるのです。
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