今回の渡米は羽田発のANAがやたら高い時期でした。
この羽田便、富山羽田の最終便と羽田富山の始発便で連絡する上、
往復ともに深夜発なので子供が寝てくれてすごくいいのですが
20万円差はいかんともしがたい・・・。
というわけで、シンガポール航空の成田ロサンゼルス便。
機種はA380ですから冬のパリに続いて2回目です。
この飛行機、今回は1階席の主翼の後ろなのに、やっぱり本当に静かです。
離陸もジャンボのようなえいやっという鈍重なものではなく、
あまり加速しないうちにふわっとした感じです。
で、びっくりしたのは子連れのご家族の多いこと!
ディズニーランド行きの夜行バスですかってほどです。
昔は子供を飛行機に乗せるなんてという意見も多かったですが
そういう人たちは飛行機に乗ることに一種のステイタスを感じていたのでしょう。
現在は飛行機=夜行バスです。
それに席を立って走りまわれないので新幹線よりもいいかも。
子供が多いからと言って特段うるさいわけでもなく、いや、私の経験からすると
うるささはむしろ団体旅行のご年配の方のほうが圧倒的ですね。
最近では中国の団体の方がうるさいと評判ですが、日本の団塊も同じようなもんです。
子供の場合は親が注意しますが、団体旅行は注意する人がいないので・・・。
で、前にも書きましたがA380は静かすぎて周りの会話がよく聞こえます。
今回笑ってしまったのが、たまたま後ろの席に座った3歳くらいの女の子。
口癖が「おなかすいたー」「ねーねーお菓子食べてもいい?」で、
これがまたうちの子と声も口調もそっくり。
決して大きな声で騒ぐわけではなく、聞こえちゃうんです。
もしかしてこの機種が静かだから子供も大きな声を出さないのかな。
そういう意味でもA380の虜です。
団体旅行に乗り合わせた数多くの体験に比べるとこの一回では断言できないかもしれません。
でも、少なくともロサンゼルス便ほどの長距離便では
常識的に注意できる親御さんが多いようです。
(新幹線で子供を放牧するのだけはご勘弁いただきたいー。)
さて、このフライトで気付いたこと。
A380のエルロン(動翼)が三つに分かれていて、うねうねと生物的な動きをします。
これは見ていても感心、後ろの男の子がピアノの鍵盤みたいと言っていて、キミ正解。
飛行機はコンピュータのおかげで乗り心地良く安全に進化しているのですね。
そして、ロサンゼルスを離陸する時に並行滑走路に着陸機があってしばしの並走で歓喜。
並行滑走路間隔が足りないポンコツ空港をつくっちゃったお役人様に見てもらいたいものですね。
なんだかんだいっても子供よりも私が興奮していたのかも。
まあ、子供は記憶に残りませんし、私が楽しんでもいいではないですか!
でも、記憶は残らなくても感性への刺激は必ず残ります。
だから、子連れで海外(国内でも)、いろいろいいと思います。
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