次は同じように見えるものです。
見た目に大差ない会社はたくさんあるでしょうし
地元工務店でも全国メーカーよりもデザイン的にセンスのあるところが多い、
というかしっかり勉強しているところは全社がそうといえますから
その場合は地元の会社を選んだほうが賢明でしょう。
(勉強していない工務店さんには要注意です。)
見た目に大差ないというのはにわかには信じがたいかもしれません。
全国メーカーの場合、モデルハウスが一流の設計士の手により、
ほれぼれするような建物をつくるのでさすがです。
ところが実際の家のデザインは各地の加盟店に任されるわけですから
いろいろ見ましたがはっきり言ってCMやモデルハウスとは全然違う。
しかもパッケージプランですら、どうやっていじくったらそこまでひどくできるの!
ということもあります。
そういう時は地元工務店さんのほうがしっかりとした性能で一棟づつ作るのでいい家になります。
耐震性は・・・ハウスメーカーのほうが研究しているかと思います。
実験装置の上に耐震実験棟をつくる体力は地元工務店にはさすがにないですからね。
とはいえ耐震性はどこで建ててもよほどのローコストでない限り大丈夫です。
ローコスト系なら安い無垢は柔らかいので、
異論はあるでしょうが集成材の柱を使っているところのほうがいいでしょう。
接着剤の剥離現象なんて特殊ですし、そもそもローコストハウスの寿命よりは高寿命でしょう。
だから地元工務店と全国大手で迷ったら
同じように見えて同じ価格なら地元工務店で建てるのが正解です。
つまり地元工務店の方が(勉強しているところに限ります)同じ価格においては
センスと性能の分だけ価値が高いということになります。
ここで落とし穴に注意。
「全国大手のハウスメーカーはCMのタレントのギャラが高いから実際は安物をぼったくっている」
こういうことを言う地元の会社はやめた方がいいでしょう。
モデルハウスの維持費やタレントのギャラなんて、大手の施工棟数からすれば
一棟あたりに負荷されるものは小さいのです。
地元工務店の行う内覧会のチラシ経費のほうが一棟あたりの比率では大きいでしょう。
また、「全国大手の職人はアルバイトみたいなのが・・・」こんなトークもあります。
そんなことないですよ。
地元のしっかりした大工さんが下請けで作っているケースもあります。
上のようなトークはただの負け惜しみです。
気をつけましょう。
まあ、価値の高い家をつくれる地元工務店の人はこんなこと言わないでしょう。
え?ナチュラルリビングは地元工務店の肩もったり、ハウスメーカーの肩もったり、
おかしいですか?
だって、ナチュラルリビングの家は比較対象がないので好きなこと言えるんだモン。
最後の「モン」はクマモンです。
クマモンかわいいーという人はここをぽちっとしてほしいモン
コメント
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