前稿の最後、安物買いの銭失いとはひどい諺ですね。
でも、真実を伝えています。
では、安物を買って銭失いにならないケース、これもあるんです。
例として、ナチュラルリビングのトイレはいつも裸電球の900円。
メーカー品にすれば8千円くらいかかりますから
その削減差額でダイニングなどに素敵な照明が用意でき、
現実には当社の物はトータルでもローコストハウスさえ凌駕する安さになっています。
この例ではメリハリでコストも下がって品質が上がっていますね。あるいはキッチンの引き出しのレール。
ゆっくり納まるダンパーがついています。
こちらは当社の物はIKEAの物で1組900円。
メーカーの高級品だと1組5000円。
どちらも機能は同じですが恐らく耐久性が違います。
ただ、メーカー品の寿命はIKEAの5倍以上かというと、そうでもないでしょう。
ある程度のリスクを容認することでオーバースペックになることを防ぐ、
これもコスト削減の大事なポイントです。
家具の搬入を阻害しない限度での間取りの単純化や暖房方法とバランスした断熱材の削減。
これらはちゃんと考えれば削減ポイントになります。
逆に内装を節約して化学臭のおかげで住めない家みたいに基本性能を犠牲にしてしまう、
これはあまりお勧めできないコスト削減。
要はメリハリのついたコストのかけ方をすればいいのです。
すべての面で安さを追求するならば覚悟が必要です。どのポイントも安く、をやってしまうと長い目では高くつきますよ。
なお、広告には各社の考え方があって
安さ追求価格の会社もあればメリハリ価格の会社も、
あまり価格で宣伝しないこだわりの会社は全部のせ価格が多いでしょうし
ナチュラルリビングはメリハリと全部のせの間あたり。
たったこれだけの例を見ても、価格で比べることが
いかにナンセンスかお分かり頂けるかと思います。
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