前の記事までで素敵なデザインとは本質的に何かということと
宣伝に踊らされないようにしましょうということを書きました。
とにかく私は建物という成果物でご判断いただきたいのです。
おべっかを使うこともありませんしデメリットも説明しています。
それは完璧なものなど存在しえないという家づくり哲学によるもの。
・・・結婚哲学とも言います。
さて、ナチュラルリビングが建物で勝負せよという背景にはある大きな自信があります。
それは、どの建物も、どのようなご予算で建てた場合であっても
すべての建物がモデルハウスになるほどのクオリティを保っているということです。
大手メーカーの場合はモデルハウスは80坪×坪100万円なんてのもありますから
まったくもってあてになりません。
実際に建てている家の中にモデルハウスで見た雰囲気を探すほうが
難しいのではないでしょうか。
中小工務店の場合は特に価格競争が激化していて
われわれから見たら、なるほどモデルハウスにあったここを削って
安くしたのねというのが露骨に分かります。
もちろん削ったからといって悪い品質になっているとは思いませんが、
モデルハウスで見た期待には応えていないのではないでしょうか。
ナチュラルリビングの家はどうですか?
実際にオープンハウスにおこしになられた方はお分かりのはずです。
あるいはブログの写真を見ていただいてもいいでしょう。
一棟一棟そのご家族に合わせた家になっていながらも、
すべて同じ雰囲気、品質を保っています。
場合によってはモデルハウスよりも高性能な家もあります。
私が声高に言いたいのはここなんです。
家づくりが好きな会社なら、モデルハウスに来たご家族の期待に応えて
すべての家に精一杯の力を入れようよ!ということです。
企業の継続のために利益体質が重要なのは当然です。
しかしそれは家づくりに真剣になるということとは相反しないと考えています。
だから、流行に合わせたり誤解を誘発させるような宣伝に頼ったりはしません。
売りやすいスタイルを押し付けるのではなく、末永くご家族に沿う家を引き出して
精一杯の真剣勝負の結果がナチュラルリビングの考えるいい家です。
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「自然素材が売れてるけど本当はもっとクールなデザインやりたいんだよね」
「子育てで宣伝してるけど売れなくなったら老人に特化するわ」
どちらも業界の集まりの中で社長さんたちから聞かれる言葉です。
売れればいいという風潮にあるこの世の中、他社批判本はひどいなあなんて思っていたら
自分のブログが批判ブログになってしまいました。
でも、私にはこういう社長さんたちの会社に素敵な家が建てられるとは思えないのです。
もちろんナチュラルリビング以外にも、うわついていない会社はたくさんあります。
このブログをお読みの皆さんには売るのが得意な会社なのか
それとも家づくりが好きな会社なのか、見極める目を養っていただきたいと思います。
よし、しっかり家づくりに取り組む会社を探すぞという人はここを↓ぽちっとな
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