風の谷のナウシカの最終巻で物語の重大な秘密を握る地への前、
彼女のある決意を鈍らせる舞台装置としてシュワの庭というところがあります。
ここに描かれているテラスの絵が私の中の「家」という物への原点。
色のない絵なのに私の網膜には鮮やかに映し出されます。
この、ナウシカをも惑わせるような雰囲気に抗える人はいません。
ナチュラルリビングではコンサバトリに合わせパティオのご提案もしてきましたが
今度はこんなテラスもいかがでしょう?
え?実際につくる前に出したら他社にまねされるかも?
いいんです!日本の家がよくなるのなら。
とはいえ、コンサバトリやドーマーもそうですが実際に行って体感しないと真似できません。
どんなにストリートビューで見ても、あるべき質感も含め全然違うのです。
そしてこのリビングテラスの使い勝手、一昔前に流行ったウッドデッキとは比べ物になりません。
ウッドデッキも前稿のプロヴァンス風住宅と同様、売るための装置でした。
このリビングテラスの場合、テラスをつくるために家があると言っても過言ではなく、
もっと言うならば暮らしのあり方のために形があるのです。
この基本がある家とない家では同じ要望事項でも結果が全く違う物になるでしょう。
伝えるのは皆さん、形にするのは私たちです。
今回の旅行ではっきりと言えます。
ものすごくたくさんの心の引き出しが増えました。
どの会社にも負けようがありません。
ただ、引き出しの性能が悪いのでプランの早さは勝負したくないです・・・。
家はじっくりと考えてつくらなきゃいけません。
さて、先ほどのナウシカの話ですが実はこの旅の後半でも関係してきます。
リビングテラスがほしくなった人はここを↓ぽちっとな
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。