意外に思われるかもしれませんが、ナチュラルリビングの屋根の形は
他社さんより日本の心が強いです。
というと誤解を受けることもありそうですので言い方を変えましょう。
各地の古い街並みや、あるいは海外の集落の写真、
新しいところでは映画で見るようなアメリカやオーストラリアなどの住宅街でもいいでしょう。
無意識の中に植え付けられて印象的なのは、屋根。
寄棟や切妻の差はありますが、落ち着いた佇まいに共通するのは軒の低さです。
神社仏閣などは荘厳でスケールこそ違えど、屋根が大きいので相対的に軒が低い。
ここがナチュラルリビングのこだわりポイントで、
洋の東西を問わず、軒が低い建物が伝統的な形ということができるのです。
近代的な段違い屋根や片流れ屋根にしないのも同じ理由で、
伝統的な形は飽きが来ずに最終的に落ち着くものになるという信念をもっています。
実際に大手のメーカーはいろいろ模索した結果で落ち着いた屋根の形の家が中心。
全国区でも競争の激しいローコスト各社は屋根の形を工夫して目を引くようにしています。
県内では新潟市のメーカーも片流れをやるところが激減して段違いが増えました。
上越は少し遅れて流行が来るので今は片流れから段違い期ですが、あと数年でしょう。
どちらにせよ各社が試行錯誤するということは
それだけ屋根には家を印象付ける力があるということです。
私たちは若々しい街並みではなくて、落ち着いた街並みを作るほうが
成熟社会にふさわしいと考えます。
中は自分のもの、外はみんなのものという観点で街並みについて考えてみませんか?
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