ナチュラルリビングでは頑なにZEH制度に反対をしてきました。
お財布にもやさしくできるかもしれないのになぜ?
それは景観にやさしくないから。
屋根一体型も含めて現在流通しているもののデザインはまだ発展途上、
とおもっていたのですが・・・
この写真ご覧ください。
これ、太陽光発電パネルです。
このニュースリリースは3年前のことで、現在開発中らしいのですが
私が言いたいのは、これを作ろうという企業があるということです。
その企業は、テスラ。
あのテスラです。
そして関連して検索したところ、アメリカではそもそも屋根一体パネルでないと売れないらしく
いくつかのメーカーが様々な屋根材を模したパネルを出していました。
値段からして、あるいはこれらは日本では輸入になるでしょうから
経済性では全く採用の意味がないでしょう。
しかしここで皆さんにお伝えしたいのは、世界にはこれだけの高い意識をもって
ものづくりをしている会社があるということです。
窓やドアにしてもサイディングにしても日本のメーカーは
きちんとした伝統のデザインを承継しようという気がなさすぎます。
それでいて自分たちの解釈で新しい日本の伝統とか言って宣伝をする、滑稽です。
デザインという言葉に新しいカタチという意味しか見いだせないのは何故なのでしょうか?
家づくりに携わる者は、住宅会社も建材メーカーもそして電機メーカーも景観を作る仕事です。
和風とか洋風とかの話ではありません。
もし、インバウンドやら電線地中化やら言うのであれば、
景観ももっと高いところを目指していくべきだと考えます。
ちょっと辛口ですが、かつて技術大国だった日本の完敗を見せつけられたようで悲しいのです。
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