まずは雑感を二つ。
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日本人は家を建てたら建てっぱなし。
汚れない外壁材をはじめ、お手入れラクラクのつまらない建材が主流です。
メンテナンスなしに長年もたせたいなんてのはとても非現実的です。
イギリス人なんて年がら年中家のどっかいじってる人が多くて、
やりすぎと思いますが長く愛着を持って住み継いでいくには絶対に必要なことです。
家は愛車よりも手をかけないとだめですよ。
新車のうちは手洗い洗車してたのに、最近ではオイルも換えてない人いませんか?
(車の話は自分のことでした・・・)
資産価値を下げないためにも補修を含めたメンテナンスは絶対ですし
それが出来ない人は長期優良住宅に住んでもメリットはないでしょう。
メンテナンスフリーがあたりまえと考えていませんか。
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また、日本の風土にあった木の家が単純に長持ちするというのも乱暴な意見です。
もし皆さんが坪200万円かけて宮大工さんにお願いして、
昔ながらの風を通しまくりの生活をしながら
毎年維持管理予算をつけられるならいいでしょう。
しかし現実には簡単ではないですよね。
ですから、国家予算で守られる法隆寺等を木の家の優位性に使う話は
非常にナンセンスで、「木の家こそ長期優良住宅」ってのは気をつけないと。
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そして次項がまとめ。
「本当に長く愛される家=長期優良住宅」
コメント
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