昨日、遮熱と断熱の講習会に行ってきました。
遮熱に関しては諸説あるので迷っていたところ。
実は、はるまちのモデルハウスで実証してみようとは思っていますが
そのためにも勉強が必要です。
ただ、メーカーや建材卸が協賛の物は怪しいですから、
協賛のない協会主催の学術会系のものに顔を出してきたわけです。
まずは、こちらの写真。
カメラにかくれた位置に遮熱断熱シートとペアガラスの断熱実験箱があります。
それをサーモカメラで撮ったもの。
左半分の遮熱シートでプチプチを挟んだ遮熱断熱シートで覆われていることろはは黄緑色、
右半分のペアガラスは熱くなって赤色です。
ところで、その黄緑色の真ん中の上のほうに赤くなっているところがあるのをお分かりでしょうか。
ここには温度計テープが貼ってあり、遮熱断熱シートの上ですが熱いように表示されています。
で、実際に触って見ると、シートの部分もガラスと同じように熱いのです。
これはどういうことでしょう?
サーモカメラでは波長の反射を計測するため、断熱しているように見せることは可能ですが
実際には断熱されていないということです。
遮熱の効果はないわけではありませんが、
少なくともこれだけで断熱もOKというわけにはいきません。
皆さんも家づくりの際にサーモカメラの写真を見ることがあるかとは思いますが
疑ってかかることが重要です。
ナチュラルリビングではこの商品に対しては「NASAが開発」という営業トークが出た段階で
疑問視していましたので、まあ、予想通りの結果。
問題は次の記事、遮熱そのものに関してです。
(つづく)
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