最近廻り階段にはまってます。
で、この写真は飛行機の中。
インテリアのショーの関係でフランスに行ってきました。
まずはマニア心くすぐるA380の感想。
世界最大の総二階建旅客機です。
ショーに合わせて飛行機を予約しようと思ったら、A380は隔日運航とのこと。
オフシーズンのパリ行きはガラガラで二階席の4人掛けを独占。
実はバルクヘッド(一番前の壁に面した席)の通路側を予約してあったのですが
この機種のバルクヘッドは四人掛けDEFGのDE間とFG間の肘かけが上がりません。
これでは横になれないので嬉しくない。
ドアが閉まるのを確認して機内を見ると一列後ろがガラリと空いています。
即座に移動したおかげでビジネスクラスよりも快適な簡易ベッドフライトです。
何故ドアが閉まったのが分かったか。
実はこんなカメラがついているのです。
尾翼から自機を見下ろせるカメラでボーディングブリッジが離れるのが見えたのです。
もちろん離着陸も見れます。
この巨体はこんな感じ。
顔の印象はエアバス機そのものですからそんなに押し出しが強くなく
B747ジャンボのほうが態度がでかく見えます。
だから乗ってしまうと天井の高さも十分で二階建を意識させるものは何もありません。
それでも子供のように楽しみにしていたこのフライト、
なぜならばA380はその乗り心地が違うというのです。
それは、音。
離陸の時も上昇の時も本当に静かです。
疾走する新幹線の車内よりも静かだと思います。
最近はB777などの双発も多いのでどの機種に乗っても昔よりは静かですが
A380は革命的な静けさでした。
何せ周りの会話が小声でも聞こえてしまうのですから。
ところが、速度が乗ってきて巡航に入ると、風切り音が結構します。
まあ無理を言ってはいけないのですが、機体と空気の間には摩擦がありますから
このあたりが限界かと思います。
とはいえ前の人のヘッドホンから漏れる映画の音声が聞こえるのですからすごいことです。
それだけエンジンが静かということを伝えたかったわけです。
とにかく人類はすごいものをつくりました。
でもね、音圧がないことで疲れは少ないと思うんですけど
エンジン音がないおかげで他の音が気になって寝付けないということもあるので
皮肉なものですね。
帰りも予定とは違ってA380でしたが、
「滑りやすい滑走路だからエンジンを二基ずつふかします」との機長の説明。
多分エンジン間の距離が大きい分モーメントがあるので
内側のエンジンから推力をあげたのでしょう。
これもA380ならではかもしれませんがジャンボでもやるかな?
単発機しか飛ばせない私には縁のない話でした。
それでは酷寒のパリレポートです。
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