雑誌やネットの家の記事には「カフェみたい」あるいは「ショップのような」
という言葉が躍っています。
シェモアをプランニングしていたときには私自身も「カフェスタイルの家に」なーんて言ってて
恥ずかしーい!
私も昔は出発点から間違えていたのです。
もっとも実際にお客様の家を計画するころには「カフェスタイルは店舗だから違う」と
今と同じ思考ができていたのがせめてもの救い。
多分ここがナチュラルリビングの建物が他社さんの建物と違う点です。
カフェやショップはその場を盛り上げる舞台です。
コーヒーや洋服という扱うものに合わせて西洋の建物を表面的に模しているわけです。
ですからとても演出的になってしまい、デザインの耐久性に欠けるかもしれません。
若い時は良くても家族とともに歳をとる家にはなりにくそうです。
つまりカフェのような家の定義はこうなります。
「海外の家を模した店舗を模した家。」
対してナチュラルリビングは
「海外の暮らしを模した家」
単純なんです。
単純だからこそ実体験が伴う必要があり、骨太な芯が必要なのです。
結果としてナチュラルリビングの建物はカフェのように、
あるいはショップのように見えるかもしれませんが
原点が違うことで飽きがこない永く愛せる家になるのです。
ちなみに、お茶や和服のお店は日本の建造物ですから、
こちらはわざわざ模さなくてもとても自然。
ね?DNAに刻まれた実体験を持ってつくるかどうかって大事だと思いませんか?
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