プランニングする時に、フローリングに床座になるかどうかは目を瞑って
テレビとソファの配置を考えます。
私はソファは壁か窓を背にしないと落ち着かないと考えるので
掃き出し窓があるとうまくいかないことが多く、
また、玄関面に掃き出し窓が並ぶと家のデザイン的にも悪くなるので
ダイニングをパティオドアにしてリビングは腰窓のことが多いです。
もちろん、掃き出し窓を否定するわけではなく
縁側の無い掃き出し窓には賛同できないというだけです。
昔の開放的な家は大好きですが、縁側の無いフローリングの暮らしには
光とそして視線が入ってきてしまうので合理的ではないと思うのです。
お庭がしっかりある日本家屋なら掃き出し窓が並ぶのはとても素敵ですね。
外壁が洋風や和モダンを表現したものが多い今ですから、掃き出し窓の多い家が
ドラえもんにヴェルサイユのばらの目をつけたみたいでアンバランスに見えるのです。
さて、テレビに話を戻すと、先日うちの学校でノーテレビ週間というのが行われました。
ところがわが家ではもともと一時間すらテレビを見ず、レンタル海外ドラマ専用になっているので
はっと思ったのです。
もうそろそろテレビを中心とした間取りは終わるのではないかと。
事実海外ドラマですら毎日借りてくるわけではありませんし。
子供のころはテレビって本当に楽しいものだったのに・・・。
番組の質の低下は不景気が理由なのだけではないと思います。
昔はテレビを見るとバカになるなんて言われたものですが、
最近ではテレビだけでなく新聞なんかも偏りがひどいので
新聞を読むとバカになるという時代かもしれません。
テレビも新聞もネットの迅速性と不検閲性に負けてしまったのでしょう。
(霞が関にはテレビ検閲する部門があり、またそれがきかなくなってきたので
ネットの検閲をもくろんでいるというのは陰謀論でも何でもない事実です。)
さて、話がとっちらかっちゃいましたが、それでも間取りをみる時にどうやってテレビを見るか、
距離が適切か、動線がどうあるか、良く考えて検討をしましょう。
当社も含め、各社の施工例にはテレビは写っていません。
お引っ越し前の写真ですから当たり前です。
ですが、実際に暮らした姿というのを想定することで、その会社のプラン力がわかりますよ。
そして、テレビを見る姿勢を考えてみてください。
本当にソファに座って正対して見ていますか?
さあどうでしょう?
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