スークとは市場のこと。
マラケシュ旧市街の市場は工房と店舗がひしめきあい、さながらアメ横の様相。
狭い通路が迷路になっていて慣れない旅行者を不安に陥れます。
また、広場はあっちだよと勝手に道案内する少年はチップをもらうため。
残念ながら良心でやっているわけではないのでご用心ですが、これも彼の生きる道。
しかも道案内人ごとに指さす方向が違う。
これは広場への道すがら自分の店に寄ってほしいわけ。
多分買い物すればチップは要らないかもしれませんね。
でも、どっちの方向でもいいと思います。
スークはぐるぐるとつながっていていつかはフナ広場に出るでしょう。
そう、ここでは迷うことを不安がるよりも帰ってこれなくてもいいやと思うことが正解。
宿の住所さえ持っていれば、最後には少年を捕まえて道案内してもらうこともできるのです。
これでぐっと気が楽になります。
もうこのころになると慣れてしまってこちらから「こんにーちは」と言って日本人をアピール。
お互いにからかいながら、値札のないスークで価格交渉を楽しみます。
でもね、実は交渉してもまだまだぼられてるー。
最後に空港で買ったお土産が適正価格だとすると、
失礼のないようにとスタートした交渉価格もまだまだ高かったということに。
勉強代です。
なお、モロッコの通常物価は日本とほぼ同じ。
百均クオリティのものなら10ディラム=120円くらいに考えていても失礼はないでしょう。
この辺の駆け引きが難しい。
それで店を出て帰ろうとするとぐぐっと値段が下がったり、本当に面白いので
ぼられた分は勉強代ではなく、楽しんだ分ですね。
スークでぼられない自信がある人はここを↓ぽちっとな
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。