別に空気とか湿気の話ではございません。
この時期になると各社とも「当社の高性能住宅で家の中がカラッと」
なんてブログに書きますが、
どこの会社でも書いているということは
よほどのローコストでもない限り工法レベルに大差がないのです。
ナチュラルリビングの建物性能は価格が高く設定させてもっている分
格段に上の部分にあるのでその差額分だけは宣伝しますが、
さりとてあまり性能のことは書きません。
新潟県の各社はそれだけ勉強しているので、ローコスト住宅でも
「(快適じゃないけど)不快ではない」というレベルが当たり前ですから
性能をうたうのは不毛な争い、それを「快適です」と書いても個人の感想ですからね。
さて、話題がそれましたがさらっとしている話。
ハウジング雑誌を見ていると漆喰・無垢・ナチュラル
でくくられる会社が増えてきました。
しかしナチュラルリビングと同じような建材を使っていながら
なぜにここまで違う感じになるか。
それは、私が引き算のインテリアをしているからなのです。
どこかにこんな壁紙使いたい、雑貨を置く場所もほしい、雑誌で見たこんな感じもいい
すべて足し算のインテリアです。
カワイイを連呼する会社さんによって皆さんの夢は全部かないました。
・・・誰の夢ですか?奥さんの夢オンリーではないですか?
家には旦那さんも住んでいますし、子供のおもちゃ箱はプラスティックです。
不思議なものでナチュラルリビングの家には
色とりどりのプラスティックのおもちゃ箱が似合ってしまうんです。
これは家を背景にするというデザインによるもの。
だから意外なことに足し算のデザインの空間では木のおもちゃしか似合わないのが
引き算のデザインのナチュラルリビングではニンニンジャーの超合金ロボットすら
気にならないんです。
家はファッションではなく、生活のベースです。
さらっとした引き算のインテリアの空間には包容力があるから生活感を持ちこめる
この事実こそがナチュラルリビングの強みであり、
ここまで種明かししてもまねのできないポイントなのです。
引き算のインテリアを目指そうという人はここを↓ぽちっとな
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