カメラを車の中に置いておいたら、レンズの中に曇りとカビのようなものが発生。
カメラケースはオマケでもらったバッグなので仕方がないか。
とりあえず曇りだけでも取れないものかと考え、ピーンときたのが床下。
わが家は床下暖房でカラカラになっていますから、もしかしたら・・・
うまくいきました!カビのようなものも撃退成功!
別の話ですが、毎日の雪掘りで疲れはてています。
手袋も相当くたびれているので、すぐぐしょぐしょになります。
次の日まで乾かなくて困っていたのですが、もしかしたら・・・
床下に入れておいたらバッチリ乾きました!ストーブでもできなかった芸当です。
以上、床下暖房の正しい使い方でした。
************************************
当社では床下蓄熱スラブヒーターを採用されるお客様が多いです。
これは基礎のコンクリートに電熱線を仕込み、夜間電力で蓄熱するもの。
当社の窓との組み合わせでは、断熱性を上げても室温22度以上にはなりませんが、
足元が暖かいのですこぶる快適。
エアコンの風のある25度よりも暖かく感じます。
ところが、電力会社から蓄熱系の暖房機器はあまり勧めないでほしいとのこと。
ついこの間までオール電化のコマーシャルで畜暖畜暖言ってたのに勝手なものです。
例の二酸化炭素25%削減に関した政府の指導でしょうか?
はたまたプラグインハイブリット車などで夜間電力が逼迫しそうなのでしょうか。
確かに蓄熱系の暖房器具は電気を大量に使います。
灯油より安いとはいえ、寒い時季の暖房分電気代は月2万円を超えます。
そこで最近注目されているのが床下にヒートポンプやエアコンを置く方式。
日本のヒートポンプ技術はとても進んでいますから期待できそうです。
ちなみに地中ヒートポンプという技術もありますから予算さえ合えば
かなりのエコ住宅になります。
(エコキュートも厳冬期にはかなり電気を使うので地中のほうがいいのでは?)
エアコン方式は夏場の冷房には足冷えしすぎる可能性があるので工夫が必要ですが
電気の消費量は抑えられるはずです。
ただし、ここには大問題が!
オール電化が成り立つには夜間電力、
すなわち出力コントロールが苦手な原子力発電の存在が大きいのです。
ベース電力としての原子力の余剰電力を有効活用しているのが
オール電化住宅とおそわりました。
それをいまさら日中も運転が必要なヒートポンプやエアコンにしろとは何か不自然です。
昼間の電力は火力などでまかなわれているのですから、エコと逆行ではないでしょうか。
CO2詐欺という言葉がありますが、もしかして・・・?閑話休題。
話を戻すと、暖房は足元から暖かい方式が圧倒的にお勧めです。
断熱を上げれば床暖房はいりませんとは言えなくはないですが、
やっぱりこの快適性の誘惑には勝てません。
特に吹き抜けの場合には絶大な効果を発揮します。
どの方式でも少しイニシャルコストはかかりますが、
一考の価値はありますし、レンズも手袋も乾きますよ!